
着実にスコアを積み上げて、入試や就職・転職、昇進に役立ててください!
こんな悩みがある方に読んで欲しい記事です
・転職や昇進にTOEICのスコアを活かしたい会社員(TOEICで給料を上げたい!)
・単純にTOEIC Part 1のスコアをアップさせたい方(TOEICで選択肢を広げたい!)
この記事の内容
・TOEIC Part 1の問題の特徴を紹介
・TOEIC Part 1の対策とコツは?
・TOEIC Part 1の具体的な解き方は?
・TOEIC Part 1の勉強方法とは?
・TOEIC Part 1の学習に役立つ参考書ってあるの?
TOEIC Part 1は文字通りTOEICの初めのセクションで、Q1~Q6の6問です。
問題形式は「写真描写問題」であり、写真を見て適切な回答を選ぶ問題です。
Part 1の目標は全問正解です。
ここでリズムよく正解を確信して選択することできれば、次のPart 2に弾みをつけることができます。
ただ、たまーに難しい問題が混ざっていることがあります。
その時は「周りも間違えているはずだ」と自分に言い聞かせ、完全に忘れてしまいましょう。
実際に周りも間違えていると思います。
では、詳しく解説していきます。
目次
TOEIC Part 1 の問題の特徴を紹介
Part 1を攻略する上で初めに知るべきなのは「TOEIC Part 1の特徴を知ること」です。
具体的には、問題数や時間、問題の種類などです。
ここではTOEIC Part 1に関して知っておくべき情報を押さえていきます。
TOEIC Part 1 の問題数と時間
時間 :約3分
問題数はたったの6問ですが、このパートでは満点を狙いたいところです。
というのも問題がシンプルでリスニング能力が低くても、コツを押さえて対策すれば満点は可能だからです。
TOEIC Part 1 の問題を知ろう
TOEIC Part 2 の問題は特徴をあらかじめ知っておくことで難易度が下がります。
問題は大きく2種類に分類されます。順に紹介します。
人物の動作・振る舞いに関する問題
人物に関する問題では、写真の中の人物の人数や動作に注目することが重要です。
人数と動作に関するリスニングをするには、音声の冒頭に意識して「誰が何をしているのか」を聞き取ることに注力しましょう。
・女性がジェスチャーを交えてディスカッションしている
・座っている人がいる
・ロングヘアーの女性が数名いる
物や風景に関する問題
物や風景に関する問題では、写真の中にどんなものがあって、どのように配置されているかに注目することが重要です。
・車が家の横に停められている
・窓にはカーテンが掛けられている
・窓の近くには植物が置かれている
TOEIC Part 1 の対策とコツは?
TOEIC Part 1 の勉強を始める前に「対策方法」と「コツ」をしっかりと理解することで問題演習の効率が大幅にアップします。
ここでは対策方法とコツを述べていきます。
写真を見て、問われそうなところを事前に予測する
TOEIC Part 1では先ほど述べたとおり、問題が2種類(人物 or 物・風景)に分かれています。
人物の時は「動作・人数」に注目し、物・風景の時は「写真内を全てチェック」して、リスニングに備えましょう。
聞き取りの難しい単語や文章でも、頭の中で事前に考えていると難易度が下がります。
消去法で難問と取りこぼしの対策
TOEIC Part 1では「正しい音声を選択する」というのが基本ですが、それだけだと対応できない場合があります。
そのような場合のために、「消去法」で考えるクセを付けましょう。
音声を1つ1つ聴きながら、「正しい・正しくない」の判断をしていきます。
これはたまに登場する難問に対しても効果的なのでおすすめです。
ただ、1問あたり4つの文章が流れるため、「どれが正解であったか」を忘れることがあるので注意が必要です。
TOEICではメモ書きは禁止なので頭の中に置いておくしか方法はありません。
Direction(ディレクション):問題の説明文は聞かない
Directionは約1分ほどありますが、毎回同じなのでわざわざ聞く必要はありません。
聞いたからといって点数が上がるわけでもないので絶対に聞かないようにしましょう。
Directionの音声中のおすすめはTOEIC Part 3, 4の設問に目を通すことです。 続きを見る
Part 3, 4はリスニングセクションの中では「設問を見ることができる唯一のPart」なのです。
事前に目を通しておくことで「先読み」という攻略必須のテクニックを使えます。
詳しくはこちらの記事で紹介しているので参考にしてください。
TOEIC Part 3 会話問題の対策方法と勉強方法を解説【必要なテクニックは”先読み”】
TOEIC Part 1 の具体的な解き方は?
TOEIC Part 1 の具体的な解き方を紹介します。
確実な方法で確実に練習することが最大の近道なので、まずはこの解き方をベースに練習してみましょう。
- Direction(Part 1の説明およびサンプル問題)の間(約1分)はPart 3, 4の問題を眺める(これに関してはPart 3, 4の記事で述べます
- Look at the picture marked number 1 in your text book. (問題用紙の1番と記されている写真を見てください)のアナウンスが聞こえると同時にQ1の写真を眺める
- 「これが絶対に答えだ」と思う選択肢が読み上げられたら、それを解答用紙にマークする。音声を全部聞いてからマークすると、どれが正答であったかを忘れる可能性があるため。
- 他の選択肢の何が間違っているかを聞き取り、自分の解答の正当性を明らかにして取りこぼしを防ぐ。
- 次の写真を見て、準備する
マークを塗り替える余裕もPart 1には十分にあるので、それほど神経質になる必要はないと思います。
ただ、耳をすまして流れる英語を全て聞き取りましょう。
冒頭が予想外でも最終的に正答となるような英文も含まれているので集中です。
TOEIC Part 1 の勉強方法とは?
TOEIC Part 1 の勉強法は他のパートよりも単純です。
それは問題数が少なく、聞き取る音声も少ないからです。
勉強法法としてはこれまで述べてきた「Part 1 の対策とコツ」を理解し、「具体的な解き方」で繰り返し問題演習をするに限ります。
ただ、Part 1 の演習だけではすぐに終わってしまうのでPart 2 の演習も続きでやることをおすすめします。
理由はリスニングに対する集中力を同時に鍛えるべきだからです。
Part 2 の勉強法に関する記事はこちらで述べています。 続きを見る
TOEIC Part 2 応答問題の対策とその勉強方法を解説【25回分の集中力が勝敗を分ける】
Part 1 に特化した勉強法は「これまで述べてきた方法でPart 1の問題を解くこと」に限りますが、TOEIC全体を通しての必須事項を述べておきます。
TOEIC専用の頻出単語を学習する
TOEICは特有の単語を覚えていないと解けない問題が数多く存在します。
そのため、TOEIC用の単語帳でしっかりと頭にインプットしておく必要があります。
問題演習と同時並行で単語学習をすると、覚えた単語が演習で登場するので定着しやすくなります。
TOEIC学習のおすすめの単語帳はこちらの記事で述べています。 続きを見る
参考にしてみて下さい。
【2020年7月版】TOEICのおすすめの単語帳【選ぶ基準と単語学習法も紹介】
耳が空いてるなら常に音声学習をする
TOEICはリスニングセクションが約45分間続きます。
正直、45分間も英語の音声だけを聞いて、英語の文字だけを目で見ていると頭がかなり疲れてしまいます。
それは、普段ではありえない環境に晒されるからです。
その対策として「耳だけでも英語音声に慣れておくこと」をおすすめします。
再生速度を1.2~1.3倍程度にするとなお良しです。
コンテンツとしては、問題集に付いているリスニング音声でOKです。
頭を完全にTOEICマインドにする
TOEIC学習は積み重ねが命です。
学生時代の定期テストのように一夜漬けでは結果は出ません。
日常的に単語帳を持ち歩いて隙間時間で暗記をする
日常的にリスニング音声を聞き、移動中は英語耳にする
このような生活が高得点を取るためには不可欠です。
この記事のまとめ
TOEIC Part 1は「確実な対策とコツで、確実な方法で、問題演習を重ねれば、満点を取ることは可能」です。
対策とコツ
- 問われそうな箇所を事前に予測する
- 消去法で正答率を高める
- ディレクションは無視する
対策とコツを踏まえて、この記事で述べた方法で練習をすれば、確実にスコアは上がります。
Part 1の次はPart 2の記事も読んでみて下さい。 続きを見る
TOEIC Part 2 応答問題の対策とその勉強方法を解説【25回分の集中力が勝敗を分ける】
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
独学している時間がない方はスクールもおすすめですよ
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TOEICのおすすめスクールを紹介【徹底解説】
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