

今回はこんな疑問に答えます。
- TOEICに取り組む価値はあるのか?
- TOEICで高得点を達成したら、どうなるのか?
- TOEICの1番コスパの良いスコアは?
この記事の内容
- TOEICがコスパ良すぎな理由を解説【取り組む価値あり】
- TOEICのコスパの良い目標スコアは?【860点です】
- TOEICのコスパの良い勉強法は?【結論:短期集中型】
この記事を書いてる人

当時は海外に行ったこともなく、外国人と話すだけで焦る平凡な大学生でした。
しかし、確実な方法で着実に努力をすればスコアは大幅に伸ばすことができます。
そんな私が実際にTOEIC高得点ホルダーになって感じたコスパの良さを解説します。
この記事の前半では
「TOEICがコスパ良すぎな理由」を実体験を踏まえつつ解説してきます。
後半では
「コスパの良いTOEICの目標スコア」や「コスパの良いTOEICの勉強法」について述べていきます。
この記事を読めば、
TOEICのコスパの良さを知ることができ、あなたの英語学習のモチベーションを上げることができます。
英語ができるようになると人生の選択肢が広がりますよ。
それでは本題に入ります。
目次
TOEICがコスパ良すぎな理由を解説【取り組む価値ありです】
TOEICの努力に対するリターンは非常に大きいです。
実際に英語ができない状態から取り組んだ自分としては「コスパが良すぎ」と感じることが多いです。
資格としてのTOEIC【強力なライセンスです】
理由は以下の通りです。
- 勤務先の昇進条件
- 就職・転職活動の応募条件
- 大学院進学の英語資格
- 海外留学時の奨学金要件
それぞれ簡単に解説していきます。
勤務先の昇進条件
最近はどこの企業も海外とのやりとりの可能性があるので「英語」ができる人材が求められています。
実際に私が務める企業では昇進する際にTOEICのスコアが必要となります。
- 1回目の昇進:600点
- 2回目の昇進:730点
それほど高いスコアではありませんが、この条件を達成できずに昇進機会を逃す人も大勢います。
ちなみにサラリーマンの英語力についてはこちらの記事述べています。
-
仕事が辛いなら我慢より行動すべき理由【これからの生き方】
続きを見る
就職・転職活動でのTOEIC
就職・転職活動の際はES・履歴書にTOEICのスコアを書く欄があります。
例えなかった場合でも面接にて確実にTOEICのスコアは問われます。
そこで回答する点数は高い方が評価が高いのは間違い無いですね。
また、企業によってはTOEIC750点以上だとか応募資格となっているところもあります。
それは外資系企業だけでなく、日系企業もです。
大学院進学の英語資格
大学院進学の際は専門科目だけでなく、ほとんどの場合に英語能力の試験も付随しています。
もちろん国内の大学院もです。
筆者は大学院進学の際にTOEIC860点所持していたので英語試験は免除となりました。
それだけでも他の科目の学習に時間を使うことができるので試験においては有利になりますね。
海外留学時の奨学金要件
語学留学でない海外留学をする際には英語能力が問われることがほとんどです。
海外の大学に行けば、英語ができることは大前提であるからです。
そのため、学内選考の際には英語能力の高い人間が選ばれやすくなります。
加えて、留学費用の半額免除などの奨学金を得ることができる可能性もあります。
就職・転職活動でのTOEIC【結果より努力過程が評価される】
就職活動ではES・面接で「学生時代に頑張ったこと」が問われます。
転職活動でもアピールポイントは多いに越したことはありません。
普通の学生時代を過ごしていた方はサークル活動やゼミ、アルバイトのことをアピールします。
ここで「TOEICを独学で500→860まで伸ばしました」という内容をアピールできれば、就活の難易度が下がります。
「頑張ったこと」としてTOEICの取り組みをアピールするメリットは以下の通りです。
- TOEICという誰でも知っている話題であるため共感されやすい
- 面接官もTOEICで努力したか、努力中の可能性が高い
- 入社後にTOEIC以外のことに時間を使える
私自身も就活で「TOEICへの取り組み」をアピールして大手企業4社から早々に内定を頂くことができました。
ベンチャー企業や専門職で無い限りはTOEIC高得点というのは評価が高いです。
TOEICができるだけで英語ができる人と認識される
TOEICで高得点だと「君は英語ができる」と認識されます。
しかし、実際にできるのは「英語の読み・聞き」のみです。TOEICで必要な能力はこの2つだけだからです。
ここで、このような心理効果が働きます。
「周囲の評価と実際の能力が異なり、現在の能力では満足できなくなり、居心地の良い状態になろうとする」効果です。
※心理学的にはホメオスタシス(恒常性)と呼ばれています。
つまり、さらなる英語学習のモチベーションが自然と湧き出るということです。
私はこの自然な活力を生かして英会話学習にステップアップしました。
今ではTOEICのスコアに見合った英語能力を身につけています。
TOEICでの成功体験で自信が持てるようになる
人間は「何か得意なことがあると自信が持てる」ようになります。
特に誰しもが知っている分野だとその効果は強くなります。
「できなかったことが自分の努力によってできるようになる」という成功体験で得られる「自信」は本当に価値のあるものです。
TOEICに取り組んでいる人なら、その属するコミュニティでもTOEICは絶大な知名度を誇っているはずです。
就活やアルバイト、上司との面談等の緊張する場面でも一つでもプラスの要素があれば、自信を持って話せますよ。
また、本屋さんでTOEIC教材を立ち読みしている人が大勢います。
その光景を見ると、どこか懐かしく感じ、時には「頑張れよ!」って、先輩のような気持ちになることもできます。
だから、私は本屋さんに行くと必ずTOEIC教材の棚を見に行きます。笑
TOEICのコスパの良い目標スコアは?【860点です】
TOEICで高得点を取ることのコスパの良さについてはこれまで述べてきた通りです。
ここではさらにコスパを追求して「どれくらいのスコアを目指すのが良いのか」について述べていきます。
詳しく解説していきます。
TOEICが公式に認める最高ランクが860点
TOEICを運営するETSという組織が公式にランク分けをしています。
その最高ランクが860点以上です。
簡単に言えば、英検で1級が最高レベルであるようにTOEICは860点以上が公式には最高ランクとなります。
詳しくはこちらの記事で述べています。
-
TOEICの目標スコアは何点にするべき?【費用対効果が最も良いのは860点】
続きを見る
860点あれば基本的に困らない
英語をメインに使うような「国際系の学科への進学」や「外資系の企業」であれば不十分かもしれませんが、
それ以外の場合は860点あれば困りません。
- 会社内での昇進条件
- 就職・転職活動の応募応募条件
- 大学院進学や留学に必要な条件
これらは基本的に全てクリアできます。
そもそも英語を専門的に使うような場合は英語が好きだと思うので効率とかはそれほど求めていないと思います。
900点以上は難易度が一気に上がる【経験談】
900点以上は勉強時間に対する得点の伸びが悪くなります。
というのも800点後半くらいになると、自分の弱点が無くなってくるからです。
逆説的に考えてみましょう。
以下のような場合は対策が簡単です。
リスニング:420点
リーディング:360点
などどちらか一方は確実に300点台となる。
弱点:リーディングセクション
対策:リーディングセクション学習を中心に据える
弱点がなくなると、「いかに取りこぼしを無くすか?」という視点で学習しないといけません。
発音や単語力強化、速読力の向上など英語力の根本的な強化が必要となります。
TOEICのコスパの良い勉強法は?【結論:短期集中型】
TOEICはあくまでテストと捉えて「短期集中型」で学習するのがおすすめです。
半年後くらいに目標スコアを取れるように計画を立てましょう。
TOEICは短期集中的に勉強しましょう
TOEICを短期集中的に勉強する理由は以下の通りです。
- TOEICでは英語の読み・聞きしか英語力が向上しないから
- TOEIC学習よりも楽しく英語を勉強した方が良いから
- TOEICにあまり時間をかける必要はないから
TOEICのスコアが欲しいだけの人はこのように考えます。
「何としても早く目標スコアを取りたい」
そのため、自然と短期集中的に勉強すると思います。
そうでない人(例えば、英語学習が好きな人)は次のように考えましょう。
TOEICのスコアを取るために英語の基礎力を向上させるのではなく、
目標スコアを取った後に英語力の向上へとシフト。
この順番で取り組むと「英語のモチベーション」が高くなり、効率よく勉強できるからです。
ポイント
TOEICで高得点だと周囲から「英語ができる人」や「英語話せる人」と見なされます。
TOEICができるだけなのに…。
周囲からの評価に合う自分になろうとモチベーションが上がるという心理効果です。
TOEICを独学で勉強する場合
TOEICを独学で勉強する場合には
「正しい方法で繰り返し学習する」
というのが最も無駄のない方法になります。
実際に私自身は模索しながらTOEICの学習を独学でしていました。
思い返してみると「質の低い参考書を買ったり、非効率な勉強をしたり、金銭的にも時間的にも無駄が多かった」といえます。
このブログではそのような経験から学んだ効率の良い学習方法を提案していますので、一度読んでみてください。
TOEIC全体の勉強法の記事はこちらです。
-
日本人に最適なTOEICの勉強方法を公開【海外経験なしで860点に到達した方法】
続きを見る
TOEICのPartごとの勉強法はこちらです。まずはPart 1から。
-
TOEIC Part 1 写真描写問題の対策と勉強方法を解説【コツを掴んで全問正解へ】
続きを見る
TOEICのおすすめの単語帳の記事はこちらです。
-
【2020年7月版】TOEICのおすすめの単語帳【選ぶ基準と単語学習法も紹介】
続きを見る
TOEICをスクールで勉強する場合
独学で勉強するのが厳しいという人には「スクール」がおすすめですよ。
TOEICのスクールを利用するとはいえ、個人で勉強する必要はあります。
そのため、目標スコアに到達できた時の成功体験は味わえます。
スクールを考える場合は安くない費用が必要なのでじっくりと考えてからにしましょう。
「目標スコア到達時にあなたが得るものがスクール代に比べて高いか?安いか?」です。
TOEICおすすめスクールに関してはこちらの記事で述べています。
-
TOEICのおすすめスクールを紹介【徹底解説】
続きを見る
この記事のまとめ
今回は「TOEICがコスパ良すぎな件」というトピックで述べてきました。
まとめると以下の通りです。
TOEICがコスパ良すぎな理由
- 資格として利用することができるから
- 就職・転職活動で過程をアピールできるから
- 「TOEIC高得点」=「英語ができる人」と認識されるから
- TOEICの成功体験で自信を得られるから
また、さらなるコスパを求めるには以下の2点に注意しましょう。
- 目標スコアは860点
- 短期集中型の学習計画
本ブログでは他にもTOEICに関する記事を書いています。
どの記事でもおすすめしている学習参考書は「TOEIC公式問題集」を使うということです。
- 本番と同じ音声(話している人が同じ)
- 本番と同じレベルの問題難易度
- テスト形式で使用することができる
- 少し高い。
【参考】TOEIC720点到達へのテクニック集【無料配布中】
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簡単に言えば、誰でもスコアを伸ばせる方法です。
下記の記事で紹介しています。
もし良ければ、読んでみて下さい。
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