・大企業の内定者って、夏とか冬のインターンシップ経験者ばかりなの?
・インターンシップの応募すらしてないけど、内定もらえる可能性あるのかな?
・インターンシップ参加組とそうじゃない組は仲良くできるのかな?
この記事ではこんな疑問に答えます。
✅本記事の内容
・大企業内定者のインターン経験者の比率
・就活でのインターンシップ経験者の優位性
・インターンシップ未経験者の就活の立ち回り(筆者経験)
・内定後のインターン組との壁
✅本記事の信憑性
この記事を書いている私は就活時に大手企業から内定を4社いただきました。インターンシップは未経験です。というのも、就活しようと決心したのが解禁1ヶ月前でしたからね。そこから必死に情報収集と選考対策に励んだ結果、内定を勝ち取ることができました。
今回は、インターンシップを経験していない学生へ、実際にインターン経験なし+1ヶ月前に行動開始の私が就活の不安を解消する経験を伝えます。
正直なところ、インターンシップに参加していないからといって、何も不安に感じる必要はありません。自信を持って大丈夫です。
しっかりと準備をして選考に臨めば、結果はついてきます。違いを生むのはインターンシップに参加したかではなく、本番でどれだけ努力したかです。努力の仕方はこちらの記事で述べているので参考にしてみてください。
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大企業への就職活動【学生は確実な対策と練習で内定貰いましょう】
それでは本題に移っていきたいと思います。
インターンシップ参加者じゃないと大企業就職は無理?【大丈夫です】
結論から言います。
そんなことは全くもってありません。ただ、インターン参加者が内定者の一定数を占めているのも事実です。
企業によってバラバラですが、弊社は4割程度。友人の務める企業は2〜8割程度となっています。
つまり、企業によってはインターンシップ参加者の中から優先的に選考を進めているということです。しかし、考えてみてください。「そんな企業に就職したいですか?」
そういった情報は大学の先輩から、もしくはインターネットの口コミサイトで知ることができます。
逆に「なぜインターンシップ参加者を優遇するのか?」を知っておけば、その優位性を利用して選考を進めることができます。
理由は、就職後に早期退社する可能性が低いからです。
就職後に早期退社する可能性が低いから(企業側のメリット)
早期退社は企業にとってデメリットしかありません。
・入社後の新人教育
・採用に費やした工数(時間)と経費
・人事的な計画のズレ(例:〇〇部に新人を3人)
早期退社する理由はほとんどこんな感じです(同期もこの理由で辞めています)
・期待してた感じと異なる(社風、給料、ルールなど入社前後のギャップ)
・志望した配属先に行けなかった
・もっとやりたいことが見つかった
こうした理由による退社をカバーできるのがインターン生なのです。
インターンシップ参加者は、実際にその企業で就業体験をしています。
企業側として考えてみてください。
「この企業ではどのように働いているのか?」「職場の人間関係は大丈夫か?」などを理解した上で就職を希望するので企業側としては安心できるのです。
また、インターンシップ時にはどこかの部署に配属されます。そして、就職後もその部署に配属される可能性が高いです。つまり、「インターンの時の部署でいい?」といったことを面接で確認した上で採用するケースがほとんどなので配属に伴う不満や手間を省くことができるのです。
ちなみに「インターンの部署と違って、〇〇部を希望しています」の場合でも、企業自体には魅力を感じていることに変わりはないのでメリットはあります。
インターン未経験者は就活でどう立ち回る?(企業側のメリットをアピールしよう)
先ほど述べたとおり、インターンシップ参加者を優遇するのは企業側にメリットがあるからです。
インターンシップに行っていないのであれば、そのメリットを強調して伝える必要があるのです。
・入社前後のギャップがないことをアピール(その企業のことを広く・深く知っておく)
・その企業で取り組みたいことを具体的にアピール
・「この企業だからこそできるんだ」ということをアピール
この3つです。
「あれ?当たり前のことじゃない?」って思った方は鋭いです。
いわゆるESの質問項目と一致しています。
つまり、「インターンシップ参加者が優遇される」というのは「インターンシップ参加者がその企業のことを広く・深く知っていて、何がやりたいか(+理由)を具体的に述べることができる」ということなのです。
インターンシップの期間だけでも貴重な時間を1週間〜数ヶ月費やしているので、それくらい学んでいないと参加した意味がないですよね。
内定後にインターンシップ参加組との壁はある?【初めの頃だけです】
インターンシップ組は「定期的な飲み会」や「企業のイベント」などで交流を深めています。
そのため、入社時には既にコミュニティ(グループ)が出来上がっています。
入社後すぐの頃は、ご飯を食べている時でもインターン思い出をよく聞かされました。
しかし、入社後の一斉教育などでランダムなグループに分けられたりして、自然と馴染むことができるので問題ありません。また、未参加組の人も確実にいるので心配する必要はありません。
新人研修が終わり、配属される頃にはインターンシップの話なんてほとんど出なくなります。むしろ、「インターンに行っていないのによく受かったね!」というようなこともあります。
「4〜5月くらいは多少の壁は感じるかもしれないが、夏くらいからはほとんど気にすることはない。インターンかどうかよりも気の合うかどうかでコミュニティが出来上がっている」というのが結論です。
まとめ
今回は「インターンシップに参加していないと大企業就職は無理?」という観点で述べてきました。
インターンシップ参加者は実際に働くことで(膨大な時間を投下)、選考で問われる項目を無意識に学んでいるから優遇されるます。
インターンシップに参加していないのであれば、「インターン参加者がインターンシップで学んだこと=選考で問われること」をしっかり準備すれば、問題ない。
ちなみに、「なぜインターンシップに参加しなかったのか?」に対する回答は準備しておきましょう。面接で聞かれる可能性があります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。